特定非営利活動法人日本ウミガメ協議会付属

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 研究所ニュース.2018年

黒島研究所のお知らせ、所内のイベントの告知や黒島の行事を掲載します

BBSジャパンがウミガメ調査を支援

2018.11.22

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ウミガメを標識放流しました。この調査はBBSジャパンの支援により、毎月1頭ずつウミガメを放流し、移動経路や成長を調べようというものです。ウミガメたちが何処へ行くのか楽しみですね。

BBSジャパンのWebSiteはこちら⇒ BBS ジャパン

カジマヤの祝い

2018.11.18

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黒島でカジマヤーの祝いが催されました。八重山では98歳になると人生を一周し、童心に戻るという言い伝えから、かじまや(風車)の祝いが地域を挙げて盛大に行われます。今年、カジマヤを迎えたのは保里集落の宮良富さん。午前中は、島内をパレードして、その後に黒島小中学校で祝賀会が行われました。写真は、仲本集落でのパレードの様子です。集落総出で獅子舞やタイラクなどの芸能を披露しました。これからも末永く健康に、島の将来を見守ってほしいと思います。

trip advisor のエクセレンス認証を受けました

2018.10.15

trip adviser.jpg黒島研究所は、旅行サイトトリップアドバイザーのエクセレンス認証を受けました。今後とも、黒島唯一の博物館&ミニ水族館として、皆様に楽しみながら、学んでいけるような展示と企画をしていきたいと思います。ご声援を頂いた方々に、この場をかりてお礼申し上げます。

カメにカメラをつけて放流しました

2018.8.31

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4月に引続き、アオウミガメの行動を調査するために、カメにカメラをつけて放流しました。カメラは二日後に切り離されて水面に浮上します。そのカメラを回収することで動画を入手します。この調査によってウミガメの一日の生活を明らかにできます。どのような映像が入手できるか、今から楽しみです。本事業は東京大学大気海洋研究所との共同研究で、沖縄美ら島財団の支援を受けて実施しています。

旧盆のアンガマ

2018.8.24

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 旧暦のお盆にあたる8月23・24日、恒例のアンガマが開催されました。アンガマは、お盆に戻ってきた祖先のために、精霊に扮した人々が踊りを披露するものです。黒島では青年会が主催しており、二晩かけて仏壇のあるお家を回ります。黒島のアンガマの特徴はチョンダラーと呼ばれる道化がいることです。ちょんだらーは、奇声をあげながら悪戯をしてまわり、アンガマを盛り上げます。

サメ調査をスタートしました

2018.8.3

P7271028.JPGサメの計測
P7271061.JPG放流前のサメ、背びれの黄色いヒモが標識

 当研究所ではサメ調査を始めました。黒島にはレモンザメの子どもが生息しています。意外かもしれませんが、このサメはインドやタイの一部では乱獲のために絶滅し、インドネシアでも数が少なくなっています。このため国際自然保護連合によって絶滅危惧種に指定されています。不思議なことに、黒島周辺に成熟した大きなサメはいません。1mほどの子ザメばかりです。そこで、このサメが成長とともに、何処へ移動していくのか明らかにするため標識放流を始めました。
 サメがいると聞くと、泳いで大丈夫?と思われるかもしれませんが、このサメは魚食の上に、とても臆病です。人が海に入ったら、その音ですぐに逃げてしまいます。シュノーケリングでみれたらラッキーと思って下さい。

黒島中学校の皆さんがウミガメの勉強に来られました

2018.7.27

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黒島中学校では毎年 地域の自然や文化について学んでいます。今年は、昨年に引き続き、当研究所にウミガメを勉強しに来られました。前回は黒島のウミガメについて学びました。今回はさらに視野を広げて沖縄全体の現状について説明しました。黒島とちがい、沖縄島や西表島ではヘビやイノシシがカメの卵を食べることに驚いていました。黒島の中学生は2名だけです。同伴した先生を含めても5名という少人数でしたが、その分、家族の会話のような気軽さでやりとりをしながらの講義となりました。※本講義は「ライオン 美ら action」というエコプロジェクトの一環です。

黒島豊年祭

2018.7.23

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7月22日 一年の豊作を神に感謝する豊年祭がありました。集落対抗の舟漕ぎ勝負(写真上)やミルク行列(写真下)が砂浜で行われます。黒島の舟漕ぎ勝負では、「ウーニー」と呼ばれる集落の代表が船に向って走りだして勝負が始まります。研究所からも舟漕ぎ勝負に参加し、見事に勝利しました。

ゴバンノアシが咲きました

2018.7.17

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7月15日 島の方が来所し、ゴバンノアシが咲きそう、という情報をいただきました。その夜に見にいったところ、見事に開花していました。本種は夜に大きな花を一斉に開花させます。近縁種のサガリバナは石垣島や西表島で観察ツアーがあるほどの有名です。一方、ゴバンノアシは絶滅危惧IA(もっとも危機的なランク)に指定されるほど、数が少ない植物です。黒島では1本しか自生しておらず、今回がはじめての開花の確認となりました。

釣り糸がからんだウミガメを助けました

2018.7.10

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turibarigame.JPG釣り糸の絡まったウミガメが保護されました。口から出た釣り糸が前足に絡みつき締め付けていました。水槽で保護するか悩みましたが、体重が健常なウミガメと変わらないこと、口の中をのぞいたら餌である海草を食べていたことから、まだ自力で生活できると判断して、その日のうちに釣り糸を外して放流しました。野生のウミガメの回復力を信じて、また出会える日を楽しみにしています。

タイマイの産卵がありました

2018.6.29

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西の浜でタイマイの産卵がありました。毎年この時期はウミガメの産卵のピークなのですが、今年の産卵は例年に比べてとても少ないです。これから増えると良いですね。

ウミガメに撮影してもらいました

2018.5.27

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映像は写真をクリック!

4月20日に研究所ニュースでお伝えした調査結果の一部を、Youtubeにアップしました。黒島のアオウミガメは普段は岩の隙間で休み、ときおり水面に浮上して呼吸をしていました。他のカメと遭遇し、お互いを意識しているようでした。ウミガメがたくさんいる黒島の海ならではの映像です。

黒島でも初産卵がありました

2018.5.17

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黒島西の浜でウミガメの初産卵がありました。最初は卵が見つからず、上陸だけかと思いました。しかし、写真を見るとやはり産卵しているように感じ、改めて探索したら、寝そべって手を伸ばしてようやく届く深さにありました。母ガメの努力に感服です。足跡からアカウミガメの産卵だと思いますが、はっきりした種類の判断が出来ませんでした。
子ガメの脱出を見て判断したいと思います。

西表島で初産卵がありました

2018.5.14

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西表島でアオウミガメの初産卵がありました。例年だと、4月末からスタートしますが、今年は冬の水温が低かったせいかGW明けからとなりました。今、研究所にきている鳥好きな学生が、調査地までの移動中にアジサシの写真をとってくれました。東北から来た彼女は、沖縄の鳥にあまり詳しくありませんが、研究所で一生懸命に調べたところマミジロアジサシのようです。カツオに追われた小魚を盛んに食べていました。海にも夏が来たようです。

カメラを使った観察調査を開始しました

2018.4.20

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黒島研究所では、東京大学大気海洋研究所と共同で、ウミガメの海中生活を明らかにする研究を始めました。アオウミガメは草食で、特定の海藻を選んで食べています。しかし、シュノーケリングで近寄ると逃げてしまうために、どのようにして海藻を選んでいるか、個体やウミガメのサイズによって好き嫌いがあるのか、見ることができません。そこで、カメラを装着して、ウミガメ自身に普段の生活を撮影してもらうことにしました。このカメラは数日後にウミガメから切り離され、水面に浮きます。そのカメラを回収して映像を得られる予定です。なお、本事業は沖縄美ら島財団の支援によって実施しています。

むろと廃校水族館がOPENします

2018.4.20

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日本ウミガメ協議会は高知県室戸市にある「むろと廃校水族館」を運営します。当会は2004年から高知県室戸市に職員を常駐し、漁港で混獲されるウミガメや魚たちを調査してきました。そして、少しずつ貴重な標本を収集していました。一方、室戸市は人口が減少傾向にあり、椎名集落にある小学校が閉鎖されました。そこで室戸市では、地域活性と廃校を活用した事業として、椎名小学校をミニ水族館として新たにリニューアルしました。OPENは今月の26日です。黒島研究所のような個性あふれる施設として、地方の活性化に貢献していきたいと思います。

むろと水へ。 はい!いこう! ⇒ むろと廃校水族館 ツイッター

マスコミの報道
廃校が水族館になった!! ⇒外部サイト 朝日デジタルへ
旧椎名小学校が廃校水族館に⇒ 外部サイト 高知新聞へ

箕面自由学園の修学旅行

2018.3.16

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箕面自由学園中学校の皆さんが、修学旅行で来島されました。牧場体験や伊古桟橋の散策をした後、当研究所でヤシガニ等の説明を受けました。今年は東北大学大学院の浜端博士と東京大学医学部付属の歌うナマコ先生も急きょ来島し、講義をして頂きました。この体験をとおして、少しでも生物や自然に興味をもって頂けたなら嬉しく思います。

旧正月

2018.2.17

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黒島では、今でも旧暦でお祝いをしています。昨日は旧暦の元旦にあたります。東筋集落と仲本集落では、恒例の綱引きや芸能が披露されました。東筋では昼間に、仲本では夜に実施しています。仲本で夜に開催するのは、もともと夜に行っていたためでもありますが、昼間は東筋を手伝っているためです。時間を分けることで、仲本は東筋の、東筋は仲本の正月行事を手伝うことができます。そして、大綱引きには一般の観光客も参加できます。人口少ない黒島ならではの取組ですね。(写真は仲本集落の行事です。上から棒術、大綱引き、旗頭をもって踊る

マンタの出現が好調です

2018.1.18

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黒島では冬の寒い日にプランクトンが大発生します。写真の赤い点はプランクトンです。そして、このプランクトンを求めてマンタが来遊してきます。今年は、例年よりも気温が低いためか、マンタとの遭遇率が高くなっています。水面 近くで餌を食べるマンタを手の届くような距離で見ることができます。皆さんも是非 マンタと泳ぎに来て下さい。

ウミガメの骨格標本が完成しました

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DSC03105.JPGアオウミガメの骨格標本が完成しました。甲らの大きさ約90㎝、全長は140㎝の大きなものです。間近で見れるようにケースにはいれず、さまざまな角度から見れるように吊り下げています。背中の甲らは板状の肋骨であることや、お腹の甲らは星のような形になっていることがご覧いただけます。イルカの骨格標本と並べて展示していますので比べてみて下さい。意外な共通点があったり、骨の魅力がわかります。

2017年の入館者など

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新年 明けましておめでとうございます。昨年度は、3年ぶりに入館者が一万人を越えました。ハブに咬まれた人はいませんでした。日本の端の黒島でも国際化が進み、海外からは28か国の人々が訪れました。これからも黒島の自然や文化を紹介する窓口として、多くの人々に喜んで頂けるような施設であり続けたいと思います。そして、ウミガメが安心して産卵できる美しい砂浜を残すために努力していきます。本年もどうか宜しくお願い致します。